群馬県の特色
群馬県の基本情報
面積
6,362.28k㎡
2026年3月公表/国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」より
人口
1,890,000人
2025年4月公表/総務省
「人口推計/2025年10月1日現在人口」
人口密度
297.06人/k㎡
小数第三位以下四捨五入
群馬県の紹介・特徴
群馬県は、首都圏に比較的近い東毛地域、草津温泉がある北毛地域、中核市である高崎市を含む西毛地域、県庁所在地の前橋市がある中毛地域の大きく四つに分かれています。「毛」が用いられているのは、古代に群馬県周辺の文化圏が「毛野(けの)」と呼ばれていたことに由来します。
また、群馬県は上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)をはじめ、尾瀬や利根川などにも恵まれた自然豊かな地域です。古くから交通の要衝として栄え、現在も関越自動車道・上信越自動車道・北関東自動車道に加え、上越新幹線・北陸新幹線が通るなど、交通アクセスの良さを備えています。
さらに、群馬県は温泉地としても知られ、草津、伊香保、四万、みなかみには県外からも多くの観光客が訪れます。食文化も豊かで、上州和牛や下仁田ネギ、しいたけ、きゅうり、キャベツなどの農畜産物に加え、おっきりこみや、日本三大うどんの一つである水沢うどん、高崎パスタ、焼きまんじゅうといった粉食文化も根づいています。
群馬県の
産業・仕事について
産業構造
| 産業大分類 | 企業数(社) | 割合 |
|---|---|---|
| 卸売業、小売業 | 12,646 | 19.9% |
| 建設業 | 8,623 | 13.5% |
| 製造業 | 7,955 | 12.5% |
| 宿泊業、飲食サービス業 | 6,672 | 10.5% |
| 生活関連サービス業、娯楽業 | 6,098 | 9.6% |
| 医療、福祉 | 4,860 | 7.6% |
| 不動産業、物品賃貸業 | 4,791 | 7.5% |
| サービス業(他に分類されないもの) | 4,446 | 7.0% |
| 学術研究、専門・技術サービス業 | 2,907 | 4.6% |
| 教育、学習支援業 | 1,732 | 2.7% |
| 運輸業、郵便業 | 1,005 | 1.6% |
| 農業、林業 | 688 | 1.1% |
| 金融業、保険業 | 519 | 0.8% |
| 情報通信業 | 409 | 0.6% |
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | 235 | 0.4% |
| 複合サービス事業 | 60 | 0.1% |
| 鉱業、採石業、砂利採取業 | 26 | 0.0% |
| 漁業 | 11 | 0.0% |
| 合計 | 63,683 | 100.0% |
(総務省統計局「経済センサス」より)
産業の特徴
群馬県は、工業、商業、農業のいずれも存在感のある地域です。
工業では、太田市に主力工場を持つSUBARUを中心に、大規模な自動車産業の集積がみられます。また、群馬県内では伝統工芸品の生産も盛んで、繊維製品や木工品をはじめ、竹細工、金工品、陶器・ガラス製品、和紙、瓦、だるま、創作こけしなど多様な品目が受け継がれています。
商業では、大手家電量販店であるヤマダホールディングスやビックカメラのルーツがあることでも知られています。そのほか、株式会社ワークマンや株式会社カインズを擁するベイシアグループは、県内にとどまらず東日本を中心に広く事業を展開しています。
農業では、こんにゃくや嬬恋キャベツが有名で、関連する食品製造業も発達しています。また、ダノンジャパン、日本ケロッグ、ハーゲンダッツ ジャパンといった世界的食品企業の日本法人が、国内唯一の生産拠点を群馬県に置いています。
こうした産業を支える流通業も重要で、交通の要所である群馬県の産業基盤を下支えしています。
有効求人倍率・平均年収
| 有効求人倍率 (2026年2月/厚生労働省 「一般職業紹介状況」より) |
1.24倍 |
|---|---|
| 平均年収(男女計) (2026年3月公表/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額) |
32歳/462.9万円 |
| 37歳/485.3万円 | |
| 42歳/528.7万円 | |
| 47歳/559.6万円 |
上場企業一覧(証券コード順)
| 社名 | 本社所在地 | 業種 | 市場 |
|---|---|---|---|
カネコ種苗株式会社 |
群馬県前橋市 |
水産・農林業 |
スタンダード |
藤田エンジニアリング株式会社 |
群馬県高崎市 |
建設業 |
スタンダード |
佐田建設株式会社 |
群馬県前橋市 |
建設業 |
スタンダード |
株式会社ヤマト |
群馬県前橋市 |
建設業 |
スタンダード |
株式会社コシダカホールディングス |
群馬県前橋市 |
サービス業 |
プライム |
株式会社ジンズホールディングス |
群馬県前橋市 |
小売業 |
プライム |
群栄化学工業株式会社 |
群馬県高崎市 |
化学 |
プライム |
株式会社免疫生物研究所 |
群馬県藤岡市 |
医薬品 |
グロース |
株式会社岡本工作機械製作所 |
群馬県安中市 |
機械 |
スタンダード |
小倉クラッチ株式会社 |
群馬県桐生市 |
機械 |
スタンダード |
サンデン株式会社 |
群馬県伊勢崎市 |
機械 |
プライム |
澤藤電機株式会社 |
群馬県太田市 |
電気機器 |
スタンダード |
株式会社ミツバ |
群馬県桐生市 |
電気機器 |
プライム |
株式会社ワークマン |
群馬県伊勢崎市 |
小売業 |
スタンダード |
株式会社群馬銀行 |
群馬県前橋市 |
銀行業 |
プライム |
株式会社東和銀行 |
群馬県前橋市 |
銀行業 |
プライム |
株式会社カチタス |
群馬県桐生市 |
不動産業 |
プライム |
株式会社両毛システムズ |
群馬県桐生市 |
情報・通信業 |
スタンダード |
株式会社ヤマダホールディングス |
群馬県高崎市 |
小売業 |
プライム |
株式会社セキチュー |
群馬県高崎市 |
小売業 |
スタンダード |
※複数の市場に上場の場合、代表的な市場のみを記載しております。また、更新日によって、最新状況と異なる場合がございます。
転職市況サマリー
群馬県では、交通の利便性を活かして広域で事業展開を進める企業が多く、伊勢崎・館林エリアなどを中心に、県外本社企業の工場や物流拠点が進出しています。こうした動きを背景に、製造・物流・管理部門を中心とした人材需要が継続しています。
■自動車業界
自動車業界は、米国の通商政策や世界的な需要動向の影響もあり、足元の動きはやや慎重です。東毛エリアを中心に採用は抑制気味ですが、将来を見据えた技術系・専門職の採用は一定数続いています。
■半導体業界
県内には半導体関連工場が複数立地しており、志望者も増加傾向にあります。人手不足を背景に、異業種からの採用も含め、製造・技術・管理系まで幅広い需要があります。
■建設業界
建設業界は好況が続いており、県内ゼネコンを中心に採用も活発です。公共・民間案件の増加やDX推進により、施工管理・設計に加え、ITや管理部門の需要も広がっています。
■小売業界
小売業界では、競争激化やDX推進を背景に、専門人材の採用が目立っています。デジタルマーケティング、EC、業務改善などを担う人材へのニーズも高まっています。
■情報サービス業界
情報サービス業界では人材獲得競争が続いており、リモートワークの普及により、県外企業に勤務しながら県内に居住する人も増えています。エンジニアを中心に、採用環境は引き続き厳しい状況です。
※参照:リージョナルキャリア群馬実績
群馬県の暮らしについて
家賃相場(月平均/円)
| 20~39㎡ | 40,350 |
|---|---|
| 40~59㎡ | 47,542 |
| 60~79㎡ | 49,061 |
| 80~99㎡ | 53,162 |
(2024年9月公表/総務省「令和5年住宅・土地統計調査」より算出)
地価(坪単価平均/円)
| 1 | 高崎市 | 275,860 |
|---|---|---|
| 2 | 前橋市 | 185,180 |
| 3 | 太田市 | 140,187 |
| 4 | 沼田市 | 133,254 |
| 5 | 草津町 | 120,173 |
(2026年3月公表/国土交通省「地価公示」より各地区全地点の平均値を算出)
ライフスタイル
総務省が公表する消費者物価地域差指数によると、2024年の群馬県の物価指数は96.2(全国平均=100)で、全国でも低い水準にあります。都市別にみても、前橋市は96.7で全国2位となっています。
特に群馬県では、教育にかかる費用や住宅費が比較的抑えられており、暮らしにゆとりを持ちやすい傾向があります。公立の教育機関を利用しやすく、一戸建てを含めた住まいの選択肢を持ちやすい地域です。
また、東京へのアクセスが良いことも群馬県の強みの一つです。たとえば高崎市から東京駅までは新幹線で50分程度のため、都内への通勤も可能です。
休日は郊外のショッピングモールに出かけたり、近隣県まで車で足を延ばしたりする人も多くいます。地域によって都内への動線にも違いがあり、西毛地域では高崎を経由して大宮・東京方面へ、東毛地域では東武鉄道や高速道路を利用して都内へ向かう傾向があります。
※参照:総務省「2024年平均消費者物価地域差指数」
通勤方法・時間
【群馬県内の通勤の場合】
群馬県では地域を問わず自動車通勤が主流で、日常的に車を運転する人も多くみられます。自家用乗用車の世帯当たり普及台数は1.55台で、全国4位となっています(2025年3月末時点)。
特に西毛地域から東毛地域への移動は、電車の本数が少なく不便な場合もあるため、車が中心になりやすい環境です。
【県外通勤の場合】
上越・北陸新幹線が乗り入れる高崎駅を利用すると、埼玉県大宮駅までは約30分、東京駅までは約1時間でアクセスできます。
また、東毛エリアでは東武線を利用して都内方面へ通勤・通学するケースもあるほか、埼玉北部や栃木県南部への交通網が整っているため、地域によっては県内の他エリアに移動するよりも通いやすい場合があります。
※参照:一般財団法人自動車検査登録情報協会「自家用乗用車の世帯普及台数」
自治体による暮らしの支援
群馬県では、各自治体で住まい・仕事・子育てなどに関するさまざまな支援制度が用意されています。主なものは以下のとおりです。
【住む】
・群馬県「移住支援金」…東京23区からの移住者など一定要件を満たす場合、単身60万円・世帯100万円を支給。子ども加算は自治体ごとに設定あり
・「空き家バンク制度」…空き家の改修や購入を支援
・桐生市「きりゅう暮らし応援事業」…住宅取得を助成(最大200万円)
・伊勢崎市「空き家改修補助」…最大120万円+加算あり
・高崎市「空き家改修補助」…最大500万円
【働く】
・群馬県「移住支援金」…県の対象求人に就職した場合に支給
・「起業支援金」…起業者向けの補助制度
・「地域おこし協力隊」(前橋市など)…活動費・住居支援などを支給
・市町村の創業支援補助(伊勢崎市・太田市など)…創業補助金や事業用物件改修補助を実施
【子育て・生活】
・医療費助成…高校卒業までを対象とした医療費助成を実施している自治体が多い
・出産祝金(前橋市・富岡市など)
・保育料・給食費補助(館林市など)
詳しくは、各自治体の公式サイトなどをご確認ください。
※参照:群馬県公式移住支援情報サイト『はじめまして、暮らしまして、ぐんまな日々』、各市町村公式サイト
群馬県の子育て・教育について
幼稚園・保育所数
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 幼稚園 | 49 | 48 |
| 幼保連携型認定こども園 | 7 | 215 |
(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 保育所 | 87 | 167 |
| 保育所型認定こども園 | 2 | 6 |
(2025年12月公表/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)
子育てのしやすさ
群馬県の待機児童は、2025年4月時点で0人です。自然の中で体を動かす保育から、英語などを通じて多文化に触れられる保育まで、成長段階に応じた幅広い保育環境があります。
また県では、独自の子育て支援策として、男女ともに働きやすい職場環境づくりを進めるため、企業向けセミナー「ぐんまのイクボス養成塾」を開催しています。男性の育児参加への理解を広げるとともに、職場での意識改革にも取り組んでいます。
さらに、コロナ禍以降、群馬県への移住を検討する子育て世代が増えたことを受け、リモートでの情報発信にも力を入れています。
このほか、群馬県と県内市町村では、子育て家庭を社会全体で応援するため、「ぐんまちょい得キッズパスポート(略称『ぐーちょきパスポート』)事業」を2007年から実施しています。18歳未満の子どもや妊娠中の人がいる家庭は、協賛店舗でパスポートを提示すると、さまざまな特典を利用できます。
※参照:群馬県HP、厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ」
学校数
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 小学校 | 293 | 3 |
| 中学校 | 150 | 7 |
| 高校(通信教育を含む) | 63 | 13 |
| 大学 | 5 | 10 |
(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)
教育環境
群馬県では、GIGAスクール構想のもと、学習者用端末や校内ネットワーク(無線LAN等)の整備が進み、ICTを活用した授業づくりの土台が広がっています。県教育委員会も、ICTを生かした学びの充実に向けた取り組みを続けており、公立学校では1人1台端末や高速通信ネットワークの整備が進められてきました。さらに、市町村立小中学校では、モデル校による公開授業や実践発表を通じて、活用事例の共有も進められています。
高校教育では、県立高校の中に現在も男子校・女子校として募集を行う学校があります。高崎市、前橋市、太田市などには私立高校も多く、学業やスポーツなど、それぞれの志向に応じて進路を選びやすい環境があります。
また、首都圏へのアクセスの良さから、埼玉県や東京都の学校へ通学するケースもみられます。県内にも、国立の群馬大学をはじめ、国公立大学、私立大学、短期大学と多様な進学先があります。
※参照:群馬県HP
自治体による子育て・教育の支援
群馬県では、各自治体で子育てや教育に関するさまざまな支援を受けることができます。
【妊娠・出産】
・群馬県HP「群馬県 妊娠・出産・子育て支援サイト」…妊娠期の健康管理、産後ケア、育児情報などを提供
・群馬県情報サイト「ぐんま妊娠SOS」…思いがけない妊娠や産後の不安などについて、助産師が電話・LINE・メールで相談に対応
・県による子どもの居場所づくり支援
【幼児・保育】
・幼児教育・保育の無償化(国)…3~5歳は全世帯無償、0~2歳は住民税非課税世帯が無償。第3子以降は副食費無料
・第3子以降の保育料無料化(自治体)…富岡市などで第3子以降の保育料全額無償化制度を実施
【学校・教育】
・太田市:学校給食費の無償化(2026年度)…市立小中学校で給食費が無料。その他の学校はデジタル金券で助成
・太田市:「こどもプラッツ」…子育て相談・支援サービスを提供する拠点
・太田市:「おおたスポーツ学校」「おおた芸術学校」…スポーツ・文化教育の機会を自治体が支援
・桐生市:「未来創生塾」…市独自の教育支援プログラム
・館林市:異才発掘プロジェクト「ROCKET」
詳しくは、各自治体の公式サイトなどをご確認ください。
※参照:群馬県HP、各自治体HP(太田市・富岡市・桐生市・館林市ほか)、こども家庭庁 等
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